子どもたちが自主的に動くチームをつくる方法|少年サッカー指導で大切な“自立心”の育て方

親・パパコーチ向けノウハウ

「自主性」は小学生年代指導者の超重要テーマ

「指示すれば動く」ではなく「自分で考えて動く」子を育てるには?

こんにちは。三兄弟のパパコーチです。

少年サッカーの現場でよく聞く悩みが、
「子どもたちが自分から動かない」
というもの。

  • 言われたことしかやらない
  • 練習中にボーッとしてしまう
  • ポジションに戻らない
  • 主体的に声が出ない

これは「やる気の問題」ではなく、
“自主的に動ける環境づくり”ができていないケースがほとんどです。

この記事では、三兄弟を育てながらパパコーチとして実践してきた
「自主性を引き出すチームづくりの方法」 を紹介します。


1. 自主性は“仕組み”で育つ|叱るより整える

子どもが自主的に動けない原因の多くは、
「判断する土台」がないことが理由です。

よくある“自主性が育たないチーム”の特徴

  • すべてをコーチが指示してしまう
  • 子どもの意見を聞く場が少ない
  • 判断ではなく「正解探し」になっている
  • ミスすると怒られる雰囲気

自主性は努力ではなく、
仕組みで自然と引き出されるものです。


2. 子どもに任せる時間をつくる(リーダー制度)

自主性が育つ環境の第一歩は、
「任せる」こと。

実践例:リーダー制度

  • その日のウォーミングアップを子どもに決めさせる
  • 練習前の準備は“当番制”で子どもが担当
  • ミニゲームのチーム編成を任せる

小さな役割を持つことで、
子どもは自然と“チームを良くしたい”と考え始めます。

任せる → 失敗する → 修正する → できる
この循環が「考えて動く子」をつくります。


3. コーチは“答え”ではなく“問い”を投げる

自主性の最大の鍵は、
「問いかけ型の指導」 です。

NG例(指示型)

  • 「もっと寄せろ!」
  • 「ラインを上げろ!」

これでは、言われた瞬間だけ動く“受け身の選手”になります。

OK例(問いかけ型)

  • 「いつ寄せたら取りやすい?」
  • 「ラインは上げる?上げない?」

「考える→動く」の習慣ができ、判断力も爆発的に伸びます。


4. チーム内コミュニケーションを活性化させる

自主性の高いチームには、
子ども同士の“声かけ文化” があります。

育てたい声かけ

  • ポジティブな称賛
  • 作戦会議
  • 意見交換
  • 攻守の確認の声
  • ミスした仲間のフォロー

コーチが“全部言う”のではなく、
子ども同士が解決していく文化をつくるのが理想です。

実践例

  • 1分間の「子ども同士チーム会議」
  • ミニゲームの作戦は自由に決めてOK
  • 練習の振り返りは子ども2〜3人で発表形式にする

5. 自主性が伸びる練習メニューの組み方

自主性のない練習は、
「コーチの説明 → やらされる練習」
の流れです。

自主性を育てる練習は、逆です👇
子どもの気づき → 試す → 振り返る の循環。

実践練習例1:自由エリア突破ゲーム

  • 条件:突破の方法は自由
  • 子どもに戦術を考えさせる
  • 「どうしたら突破しやすかった?」と問いかける

実践練習例2:テーマ付きミニゲーム

  • 「声を出したチームが勝ち」
  • 「パス3本つないだら1点」
    → プレイの“目的”を自分で理解して行動するようになる

実践練習例3:気づき共有タイム(1分)

  • 各チームから1人が「今日の気づき」を発表
  • 成功体験が共有されて、全体の自主性が広がる

まとめ:自主的に動く子どもは“正しい環境”で育つ

子どもが動かないのは、「やる気がない」のではなく、
“動ける仕組み”が整っていないだけです。

  • 任せる時間
  • 問いかけ型の指導
  • 子ども同士のコミュニケーション
  • 自由と気づきのある練習メニュー

この4つが揃うと、
チームの雰囲気はガラッと変わります。
子どもたちが自分で考え、自分で動き、成長していくチームを一緒につくっていきましょう!

お読みいただきありがとうございました。