雨の日も「成長のチャンス」に変えよう
こんにちは。三兄弟のパパコーチです。
「今日は雨だから練習中止か…」
そんな日こそ、サッカー選手として差をつけるチャンスです。
家の中でも工夫次第で、基礎技術・判断力・ボールタッチを磨くことができます。
この記事では、パパコーチとして三兄弟サッカー少年と一緒に実践してきた、自宅で安全にできる室内サッカー練習メニューを紹介します。
低学年〜高学年まで対応できる内容なので、チーム練習がない日でも楽しく取り組めます。
1. 室内練習の注意点と準備
安全第一!始める前に確認したい3つのポイント
- スペースを確保(1.5m四方あればOK)
- 柔らかいボールを使用(スポンジボールやゴム製ミニボール)
- 家具やガラスの近くでは行わない
練習前に、マットやカーペットを敷くと滑り防止にもなります。
「危ない」「壊れる」と親が神経質になると、子どもが思いきり動けません。
安全対策をして、安心して自由に動ける環境を整えることが上達の第一歩です。
2. ボールタッチを磨く!基礎技術メニュー3選
(1)インサイドタッチ練習
- 足の内側でリズミカルにボールを小刻みに動かす。
- 最初は10回×3セット、慣れたら「テンポアップ」挑戦。
- ポイント: 足首を固定して、常に同じ姿勢とリズムでタッチすること。
(2)足裏でのロール練習
- ボールを足裏で前後に(慣れてきたら左右にも)コロコロと転がす。
- フットサルでも活用できる足裏のボールコントロール感覚が身につきます。
- 応用: マーカーを置いて足裏で四角や8の字に転がすのも効果的。
(3)ボールタッチ・チャレンジ
- イン・アウト、足裏、V字タッチなどを組み合わせてリズム練習。
- YouTubeなどの「ボールタッチ動画」と合わせて行うのもおすすめ。
- ポイント: 失敗しても止めずに“動き続ける”のが大事。
3. 反応・判断力を鍛える!親子でできる練習
(1)カラー反応トレーニング
- 赤・青・黄などのカラーカード(紙でもOK)を用意。
- 親が「赤!」と声を出した瞬間、子どもはその色の方向へボールタッチ。
- 色ではなく「右」「左」「パス」などの指令でも応用可能。
狙い: 判断力・集中力を遊び感覚で鍛える。
工夫: タイマーを使って「30秒で何回できるか?」競うと盛り上がります。
(2)ペットボトル・パスチャレンジ
- 床にペットボトルなどの“ゴール”を置き、壁パスや的当て練習。
- 足首の使い方・正確なキックフォームを自然に身につけられます。
- ポイント: パスの強さよりも、狙った方向に正確に当てる意識を。
4. 狭い室内でもできるフィジカルトレーニング
サッカー選手に必要な「体幹」「バランス」「俊敏性」は、狭い空間でも十分鍛えられます。
| トレーニング | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| 体幹プランク | 腕立ての姿勢で30秒キープ | 2〜3セット |
| バランス片足立ち | ボールを持って片足でバランス | 各足20秒 |
| もも上げリズム | その場でテンポよくもも上げ | 30秒×3セット |
ポイント:
フォームを崩さず、短時間でも「毎日続ける」ことが効果につながります。
5. ゲーム感覚で楽しむ!家族でできるサッカー遊び
(1)リビングドリブル鬼ごっこ
- 小さめのボールを使い、家具を避けながら逃げ回る。
- 狭いスペースでもドリブルの方向転換力・瞬発力が鍛えられます。
(2)シュートバトル
- 洗濯かごや段ボールをゴールにして、順番にシュート。
- 当たったらポイントゲットなど、ミニゲーム形式に。
(3)ボールリフティングバトル
- 家族で順番に回しながら「何回続くか」チャレンジ。
- 高学年ならリフティング+ターンなど応用もOK。
6. 雨の日練習を続けるコツ
- 毎回同じ時間帯に取り組む(習慣化)
- 短く集中して終える(15〜20分でOK)
- 「うまくいった」体験を残す(記録・動画・ほめる)
モチベーションを保つためには、「できた!」を親がしっかり認めることが重要です。
続けることで、晴れた日の練習でもボールタッチの差がはっきり出てきます。
まとめ:雨の日もサッカーは止まらない
サッカーの上達は「継続」と「工夫」が鍵。
雨の日でも室内で工夫すれば、判断力・基礎技術・メンタルすべてを鍛えることができます。
「できない日を作らない」ことが、長期的な成長につながります。
親子で楽しみながら、雨の日練習を“チャンス”に変えていきましょう。
お読みいただきありがとうございました!


