「頑張ったのに翌日も疲れが残る…」そんな時は食事の見直しを!
こんにちは。三兄弟のパパコーチです。
試合や練習後、「子どもがぐったりして動きたがらない」「次の日も疲れが残っている」──
そんな経験はありませんか?
実は、サッカー後の食事内容とタイミングが、疲労回復に大きく関わっています。
この記事では、小学生サッカー選手に向けて、
「何を」「いつ」「どう食べるか」をわかりやすく解説します。
サッカー後に意識すべき3つの栄養素
① 炭水化物(エネルギーの再補給)
サッカーは90分間走り続けるスポーツ。
体内のエネルギー源である「グリコーゲン(糖)」が大きく消費されます。
🔹おすすめ食品
- 白ごはん
- パン・うどん・おにぎり
- バナナ
💡ポイント:練習後30分以内に炭水化物を摂ることで、エネルギー補給がスムーズになります。
② タンパク質(筋肉の修復・成長)
激しいプレーで使われた筋肉を回復させるためには、良質なタンパク質が欠かせません。
🔹おすすめ食品
- 鶏むね肉、ささみ
- 魚(鮭・サバなど)
- 卵
- 豆腐・納豆
💡ポイント:糖質と一緒に摂ると吸収が高まります。
→ 例:ごはん+焼き魚+味噌汁 などの組み合わせが理想的。
③ ビタミン・ミネラル(疲労物質の排出を助ける)
プレー中に大量の汗をかくことで、体内のミネラル(ナトリウム・カリウム・鉄など)が失われます。
これを補うことで、だるさ・集中力低下を防げます。
🔹おすすめ食品
- 野菜スープ
- フルーツ(オレンジ・キウイ・バナナ)
- 海藻・きのこ類
💡ポイント:カリウムを多く含むバナナ・ほうれん草は特におすすめ。
練習・試合後におすすめの食事メニュー例
🍱 すぐ食べられる軽食(練習直後〜30分以内)
- おにぎり+バナナ
- サンドイッチ+牛乳
- 豆乳+カステラ
👉 目的:すばやく糖とタンパク質を補給し、疲労を最小限に。
🍚 帰宅後の本格的な回復ごはん(1〜2時間後)
- ごはん
- 鶏むね肉の照り焼き
- ほうれん草の胡麻和え
- 味噌汁(豆腐・わかめ入り)
- オレンジ
👉 目的:筋肉修復+ミネラル補給で完全回復をサポート。
NGな食事・避けたい習慣
❌ 炭酸飲料・スナック菓子
糖分は多いが、ミネラルやタンパク質が不足しがち。
一時的に元気になっても、翌日の疲労が抜けにくくなります。
❌ 脂っこい食事(唐揚げ・ポテトなど)
消化に時間がかかり、体の回復を遅らせてしまいます。
❌ 食事抜きで寝てしまう
疲れていても、少量でも良いので軽く食べることが大切。
おにぎり+牛乳だけでも、翌日のコンディションが変わります。
水分補給も忘れずに
練習後も汗の量は減りません。
水分だけでなく、塩分・ミネラルも補給できる飲み物を選びましょう。
🔹おすすめ:
- 水+少量の塩(または塩飴)
- スポーツドリンク(薄めて飲むのが◎)
まとめ|「食事=回復トレーニング」の意識を持とう
疲労回復のカギは、「練習後30分以内の糖質+タンパク質補給」。
おにぎり・バナナ・鶏肉・味噌汁など、特別なものではなく日常の食事で十分です。
小学生のうちは、食事もトレーニングの一部。
「おいしい」「楽しい」を大切にしながら、自然と強い体を育てていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!

 
  
  
  
  
