結論:低学年はトレシュー、スパイクは高学年以降がおすすめ
こんにちは。三兄弟のパパコーチです。
この記事では、少年サッカーコーチとしての実体験と子どもたちの事例をもとに、シューズ選びのポイントを分かりやすく解説します。
小学生がサッカーを始めるときに、多くの親御さんが最初に迷うのが「スパイクにするか?トレーニングシューズ(トレシュー)にするか?」という点です。
まず結論を言いますが、
1~3年生の低学年は「トレシュー」をおすすめします!
「スパイク」は4年生頃から試合用として導入することを検討しましょう。
高学年以降は、基本的に「トレシュー」と「スパイク」は両方必要と思ってください。
グラウンド環境(とくに地面の固さ/ゆるさ)で向き不向きがありますし、グラウンド施設ルールで「スパイク禁止」とされている場所もあります。
シューズの種類に関する基本的な知識も以下に紹介します。
ぜひご参考にしてみてください。
小学生サッカーシューズの種類

① スパイク
- 特徴:靴裏にポイント(突起)がついており、芝や土でグリップ力を発揮する
- メリット:滑りにくく、試合でパフォーマンスを発揮しやすい
- デメリット:足への負担が大きく、低学年や初心者には向かない場合がある
② トレーニングシューズ(トレシュー)
- 特徴:靴裏がフラットで小さなスタッド(突起)が全体に分布している
- メリット:学校の校庭や人工芝、アスファルトでも使える万能タイプ
- デメリット:グリップ力はスパイクより弱め
③ フットサルシューズ(室内)
- 特徴:靴裏がゴムのフラットタイプ
- 使用シーン:体育館やフットサルコート専用
- 少年サッカーの通常練習では使用頻度は少ない
小学生にスパイクは必要?
- 低学年(1〜3年生)
基本は「トレシュー」で十分です。足の筋力や骨の成長段階を考えると、スパイクはまだ早いと考えられています。 - 高学年(4〜6年生)
試合や公式戦のためにスパイクを用意する子が増えます。5年生以上になるとスパイクのほうが多数派となる印象です。ただし足への負担は増しますので、練習はトレシュー、試合はスパイクと使い分けるのがおすすめ。
シューズ選びのポイント
① サイズ感
- 「ぴったり」よりも0.5cm〜1cmの余裕を持たせる
- 成長期なのでインソール調整で長く履けるように工夫
② 素材
- 合成皮革:軽くて丈夫、手入れも簡単(初心者向け)
- 天然皮革:足に馴染みやすくフィット感が高いが、価格が高め
③ グラウンド環境
- 学校の土グラウンド → トレシュー
- 人工芝グラウンド → スパイクまたはトレシュー
- 体育館や雨天練習 → フットサルシューズ
コーチ目線のアドバイス
- 練習は「トレシュー」、試合は「スパイク」という二刀流がおすすめ
- 低学年のうちは「怪我をしない」ことが最優先
- 無理に高価なモデルを買う必要はなく、フィット感を大切にする
よくある質問(Q&A)
Q1. いつからスパイクを履かせればいいですか?
A. 高学年になり、試合でのグリップ力が必要になったとき。まずはトレシューで十分。
Q2. 値段が高いシューズの方が上達しますか?
A. いいえ。シューズの性能よりも、子どもの足に合うかどうかが最重要です。
Q3. どのくらいの頻度で買い替えるべき?
A. 3〜6ヶ月に一度が目安。サイズアウトや靴底の摩耗があれば早めに交換。
まとめ
- 低学年は「トレシュー」がおすすめ
- 高学年になったら試合用に「スパイク」を導入
- シューズは「サイズ感」と「グラウンド環境」に合わせて選ぶのがベスト
サッカーシューズ選びは、子どもが楽しく、安心してサッカーを続けるための大切なポイントです。ぜひ参考にしてみてください。
お読みいただきありがとうございました!


