少人数でできるサッカー練習メニュー|親子2人でも効果的に上達できる方法

練習メニュー・指導法

チーム練習が少ない日こそ「個人スキルを伸ばすチャンス」

こんにちは。三兄弟のパパコーチです。

「チーム練習がない日、何をすればいいかわからない」
「親子2人でも楽しくサッカーの練習がしたい」

そんな声、多いですよね。

サッカーは11人で戦うスポーツですが、技術の土台は1人・2人でも十分に鍛えられます。
この記事では、親子・兄弟・友達2人でも実践できる少人数練習メニューを紹介します。
自宅前や公園でもできる内容ばかりなので、ぜひ今日から試してみてください。


少人数練習のメリット

  1. ボールタッチ回数が増える
     → 試合よりも圧倒的にボールに触れる時間が長くなります。
  2. 弱点を集中して克服できる
     → チーム練習では見落としがちな課題を個別に強化可能。
  3. 親子のコミュニケーションが深まる
     → 「教える・学ぶ」ではなく「一緒に上達する」関係性を築けます。

【メニュー①】親子でできるパス練習(基本+応用)

目的:正確なキックとトラップの基礎づくり

  1. 近距離パス(3〜5m)
     - 足の内側(インサイド)で正確に蹴る、止める
     - ボールを止める位置をパスが出しやすい「足元の前」に意識
  2. ワンタッチパス(3〜5m)
     - パス→すぐ返すリズム感を養う
     - タイミングのズレをなくすことで試合でも安定
  3. コーン1本を挟んだパス交換
     - 相手の足元ではなく、動きながら出すパス感覚を養う

💡ポイント
パス練習は“速さよりもリズム”。
「トン・トン・トン」とテンポを合わせることを意識しましょう。


【メニュー②】壁当てドリブル練習

目的:ボールコントロールと反応スピード強化

  • 壁に軽くパス→跳ね返ってきたボールをトラップ
  • 左右の足を交互に使ってテンポよくタッチ
  • ボールを止めずにコントロールするのがポイント

親がパス役になってもOK。
狭いスペースでもできるので、雨の日や自宅前でも可能です。


【メニュー③】親がキーパー役!シュート練習

目的:キック力・狙いの精度アップ

  • 距離:3〜8m程度(子どものレベルに合わせる)
  • ゴールがなくてもOK(段ボールやマーカーで代用)
  • 「コーナーを狙う」「浮かさない」などテーマを1つ決めて実施

💡アレンジ

  • 「3本勝負」などゲーム形式にすることで集中力UP
  • 親が「ナイスキック!」「惜しい!」とリアクションするだけで、やる気が何倍にもなります。

【メニュー④】1対1(少人数でも試合感覚)

目的:ボールの奪い合い・駆け引きの感覚を養う

  • 狭いエリア(3m×5m程度)で1対1を行う
  • 攻撃は突破、守備はボールを奪うことを目標に
  • 時間を30秒〜1分に区切ると集中して取り組める

💡応用編:
・片方は片足のみ使用
・攻撃側は〇回タッチ以内で突破 などルールを変えて変化をつける


【メニュー⑤】リズム感を養うボールタッチ練習

目的:ボールフィーリングと体の連動性アップ

・片足/両足の足裏タッチ
・インイン/アウトアウト/インアウトなどの交互タッチ
・V字タッチ(足の裏で引いて出す)

音楽に合わせたり、タイマーでテンポを決めるとより効果的。
「遊びながら上達」がポイントです。


練習後にやってほしいこと

  1. 「今日一番うまくいったプレー」を一緒に振り返る
  2. 「次やりたい練習」を子どもに決めさせる
  3. 練習後はポジティブな言葉で締める(例:「今日すごく成長したね!」)

子どもが「またやりたい」と思えるようにすることが、継続の秘訣です。


まとめ|親子で楽しく、確実に上達できる

少人数でも工夫次第で、サッカーの上達は十分可能です。

  • 正確なパス
  • コントロール
  • 判断力とリズム感

これらはすべて、親子2人でも鍛えられるスキルです。
“上手くさせよう”ではなく、“一緒に楽しもう”の気持ちが、最強のコーチングです。

最後までお読みいただきありがとうございました!