「抜かれるのが怖い…」守備に苦手意識を持つ子どもたちへ
こんにちは。三兄弟のパパコーチです。
少年サッカーの現場でよくある悩みのひとつが「守備が苦手」という声。
特に1対1の場面では、相手に抜かれてしまうのが怖くて下がりすぎたり、逆に突っ込みすぎて抜かれたりするケースが多いです。
でも、守備の苦手意識は正しいステップとタイミングを練習すれば、確実に克服できます。
この記事では、守備が苦手な子でも「1対1に強くなる」ための基本練習と親子でできるメニューを紹介します。
1. 守備の基本姿勢を身につけよう(パワーポジション)
ポイント
守備の出発点は「構え方」。足の幅・重心・姿勢の3つを意識します。
最近では様々な運動競技で「パワーポジション」の重要性が挙げられています。
サッカーの1対1の守備時においても、素早くパワーポジションを取れるかは大切です。
- 足は肩幅よりやや広く構える
- つま先は相手に向け、重心はやや低く(股関節と膝を曲げる)
- 腰を落として(背骨はまっすぐ)いつでも横に動ける姿勢
練習法(親子でできる)
- 親がボールを持ち、左右に小さく動く
- 子どもは“抜かれないように”動きを合わせる
- 目線はボール、足ではなく相手の動き全体を見る
「頭や腰の高さを変えないで動けるか」がポイント。鏡や動画で確認するのもおすすめです。
2. 距離感をつかむ練習(間合いの取り方)
ポイント
守備で大切なのは、相手との距離=間合いをつかむこと。
近すぎると抜かれやすく、離れすぎると簡単にシュートを打たれます。
練習法
- コーンを相手(ボール保持者)に見立てて立てる
- 1〜2mの距離を保ちながら、前後に動く
- 「ここなら抜かれない」という間合いを体で覚える
コーチや親が「ストップ!」と声をかけて止める練習も有効。判断力が磨かれます。
3. タイミングを読む練習(ボール奪取の瞬間)
ポイント
1対1で“抜かれない”選手は、奪うタイミングを読める選手です。
焦って足を出すのではなく、「相手のタッチが大きくなった瞬間」を狙います。
練習法
- 親がドリブルでゆっくり左右に動く
- 子どもは一定距離を保ちながらついていく
- 「タッチが大きくなったら」ボールを奪う
この練習で「我慢」を覚えることが最大の目的。早く奪おうとしないのがコツ。
4. 1対1実践練習(攻守を交代して繰り返す)
ポイント
実戦形式で学ぶことで、反応スピードと判断力が一気に伸びます。
練習法
- 5〜6m離れてスタート
- 攻撃側はドリブルで抜きにくる
- 守備側は間合いを保ちつつタイミングを見て寄せる
アレンジ
- 小学生低学年なら「抜けたら1点」ルールでゲーム感覚に
- 高学年なら「ボールを奪えたら攻撃に転換」で強度UP
攻撃と守備を交互に行うことで、相手の動きも理解できるようになります。
5. 「守備が楽しい」と思える声かけを
1対1が苦手な子は、失点を恐れる気持ちが強い傾向にあります。
そんなときこそ、親やコーチのポジティブな声かけが大切。
- 「今の距離感よかったね!」
- 「我慢できたのがすごい!」
- 「あと一歩で止められた!」
など、結果よりも“判断の良さ”や“姿勢”を褒めましょう。
守備を「怒られるプレー」ではなく「チャレンジできるプレー」と感じさせることが成長のカギです。
まとめ:守備が苦手な子も“コツ”をつかめば変われる
守備はセンスよりも経験と理解が大事なスキルです。
焦らず、少しずつ「構え」「距離」「タイミング」を体に染み込ませることで、
1対1の勝率は必ず上がります。「抜かれてもOK」「次に止めよう」という前向きな気持ちが、強いディフェンスを育てます!
お読みいただきありがとうございました!


