どのチームにも起こり得る「保護者トラブル」。事前に知っているだけで防げます。
こんにちは。三兄弟のパパコーチです。
少年サッカーでは、指導よりも難しいと言われることがあるのが
“保護者との関係づくり”。
どれだけ良い指導をしていても、
保護者トラブルが起きるとチーム運営は一気に不安定になり、
子どもの成長にも悪影響が出てしまいます。
しかし多くのトラブルは、
- 情報不足
- 誤解
- 伝え方のミス
- コミュニケーション不足
といった、事前の工夫で防げるものばかり。
この記事では、少年サッカーで実際によくある保護者トラブルと、
誰でも今日から実行できる解決法をまとめました。
1. よくある保護者トラブル①:出場時間への不満
最も多いのが、「うちの子が試合に出られない」「平等じゃない」という不満です。
原因
- 指導方針が不明瞭
- 起用理由の説明不足
- 保護者が“子どもの立ち位置”を客観視できない
解決策
- 事前に「起用基準」を明文化して伝える(育成方針・練習態度・判断力など)
- 試合後に“個別に短く”フィードバックを伝える
- 「平等=同じ時間」ではなく「公平=努力に応じたチャンス」と説明する
特に、明文化された起用基準はトラブル予防に効果抜群です。
2. よくある保護者トラブル②:指導方針への疑問・批判
「もっと厳しくしてほしい」
「うちの子に合っていない」
「練習が少ない/多すぎる」
など、指導方法や練習内容に対する意見も多いケースです。
原因
- コーチの意図が伝わっていない
- 練習の目的が不透明
- 他チームとの比較による不安感
解決策
- 練習のテーマを事前に共有(例:「今日は1対1の守備を強化します」)
- 季節ごとに“年間方針”を説明する
- 相談窓口を作り、話を聞ける環境を作る
指導者の思いが分かるだけで、保護者は安心します。
伝えないことが最大の誤解の元です。
3. よくある保護者トラブル③:コーチへの“陰口”やグループ内での不信感
LINEグループや保護者同士の会話で起きやすい問題。
原因
- 小さな不満が共有され、大きくなってしまう
- 誤解を本人に確認しない
- 「言いやすい人」だけに意見が寄る
解決策
- 情報は“公式LINE・配布物”に一本化し誤解を防ぐ
- 非公式の噂に対しては「直接聞いてください」と線引きする
- 年に数回、保護者とのミーティングを行う
噂は放っておくと拡大します。
公式チャンネルで事実を整理する仕組みが大切です。
4. よくある保護者トラブル④:当番活動・係の負担問題
「手伝いの負担が大きい」
「特定の保護者に偏っている」
などの不満も非常に多いです。
原因
- 誰が何をするか不透明
- 当番が多すぎる
- 負担が偏る
解決策
- “ローテーション表”を作成し均等化
- 役割を明確にし、曖昧な仕事をなくす
- 無理な人には代替手段(会費の加算など)を用意
分担の透明化は信頼に直結します。
5. よくある保護者トラブル⑤:連絡ミス・情報伝達の遅れ
「聞いていない」「知らなかった」をきっかけにした不満。
原因
- 連絡手段が統一されていない
- コーチからの情報発信が遅い
- LINE・メールが見られていない
解決策
- 連絡手段を1つに統一(LINE公式・一斉送信ツールなど)
- “前日までに必ず連絡”というルールを作る
- 出欠管理アプリ(TeamHub、Sgrumなど)を使う
情報は速く、正確に、シンプルに。
これだけで多くの不満が消えます。
6. よくある保護者トラブル⑥:コーチの「自分の子」への接し方
パパコーチにありがちなのが、
- 自分の子だけ厳しい
- 逆に甘い
- 他の保護者から特別扱いと見られる
という問題。
原因
- 公平性の見え方
- コーチ・父親の切り替えが曖昧
- 子どもとの距離感が難しい
解決策
- 自分の子にも他の子にも同じ言い方で
- 全員に均等に声をかける
- 選考基準・評価基準を明文化
- 「父親モード」と「コーチモード」を分ける約束
“見え方の公平性”を大事にすることが重要です。
7. トラブルが起きたときの正しい対処ステップ
トラブルは「どう防ぐか」も大事ですが、
“起きてからどう対応するか”もチーム運営の要です。
正しい対応フロー
- まず冷静に話を聞く(否定しない)
- 事実関係を整理する
- チームの基準や方針に照らして説明する
- 必要に応じて改善策を共有する
- 書面化して再発防止に活かす
感情的にならず、あくまで
「選手の成長のために」という軸で対話すること。
まとめ:トラブルの9割は「事前の仕組み」と「説明」で防げる
少年サッカーの保護者トラブルは複雑に見えますが、
実は原因のほとんどが以下の4つです。
- 情報不足
- 誤解
- 不透明な基準
- コミュニケーションの不足
つまり、
“伝え方の工夫”と“仕組みづくり”で大幅に減らせるということ。
子どもが安心してサッカーに集中できる環境は、
指導者と保護者の信頼関係から生まれます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!


